3月3日 お誕生会&百人一首
お誕生会があり、百人一首をすることになりました。以前のお手紙にも少し書かせていただきましたが、今回は5年生と4年生の女の子が中心となり、計画を立てました。
高学年が百人一首をやっている時に、低学年が側で見ていて「俺らの方が取るの早いよねー」「絶対勝てる!」「勝負してみたい」などと話かけをしてきた事で、百人一首大会が企画されました。
当日、みんなが帰ってきてから、4・5年生の女の子からルール説明があり、他学年と勝負したい人を募集しました。
低学年VS高学年の試合のルールは、低学年にハンデが与えられることになりました。
ハンデは、①高学年は利き手と逆の手で取る事(利き手で取ってしまった場合は、低学年にその札を渡す)②30枚を低学年に最初に渡しておく。そして、沢山取った方が勝ち!と言う内容でした。
このようなハンデを考えたのは、低学年に百人一首を楽しんでもらいたいと言う、5年生と4年生の思いからでした。
低学年が、高学年の強さに圧倒されてあっけなく終わるのではなく、低学年が次もやってみたい!楽しかった!と言う気持ちになるには、どうしたらいいか?と話し合いをして、このようになりました。
このことを伝えた時、反対する高学年もいましたが、勝つだけを考えるのではなく低学年も楽しめて、高学年が負けても次はハンデなしでやりたいと思う低学年の気持ちを大切にし、高学年も一生懸命頑張って、「百人一首を楽しむにはどうしたらいいか考えたらどうなのかな?」と伝えました。
最初は、「負けず嫌いだから、絶対このハンデは嫌だ!」「無理だよ。こんなの!」「やりたくない!」などと反発の声は大きかったのですが、説明していくうちに“ハッ”とした顔になり、このハンデを受け入れて、百人一首大会を楽しむ事が出来ました。
結果は、高学年が勝ちましたが、低学年もかなり追い上げて、30枚を入れると数枚差でした。
一階では、初級の札をつかって、試合をしました。こちらではゆっくりと楽しい雰囲気で進めました。2階のお友達に合わせて2回目もやったのですが、少し飽きてしまい、2階の試合を見に行ったりしていました。いつもと違う緊張感で、真剣に試合を見ていました。
全体的に、楽しい雰囲気の百人一首大会でした。また、機会があったらやりたいと思います。